2011年03月03日

リピーター用HPデザイン最適化でCVR(成約率)60%向上

「HPデザインを変えたら一定期間だけCVR(成約率)が向上した」ということを皆さんは経験しているでしょう。ディーボでは、SEO PackのHPデザイン最適化で試行錯誤している際に、何度もHPデザインを変更した後、数日間のみ売上が急激に上がる経験をしています。

さて、一体どうして一時的にCVRが向上するのでしょう。


我々は、この不思議な現象をアクセス解析のデータを元に考え、以下のような仮説を立てました。

「2度以上訪問する客は、HPデザインが同じ内容でも違った表現や強調することで購買意欲を高める」


上記の仮説については、リアルな世界でもスーパーの食品売り場を見ているときに皆さんも経験したことがあると思います。

例えば、スーパーにいつもと同じように椎茸が並んでいても購入しなかったのに、椎茸の横に「きりたんぽ鍋」のディスプレイがしてあったりすると、鍋をする予定などないのに、ついその鍋に入っている材料をすべて購入してしまったりすることがあります。

しかし、椎茸は以前スーパーに来た時と同じ椎茸なわけで、スーパー側は椎茸の提供価値を具体的に表現することによって、顧客の購買行動を喚起しているわけです。そして、それにまんまと引っかかってしまう自分に気づいたときに、上記の仮説が頭に浮かんだわけです。


思い立ったが吉日と、すぐにリピート客に1度目の訪問とは別のHPを表示させる「Web表示変更システム」を開発し、リピート(再訪問)/ビジター(初回訪問)用HPデザイン最適化の効果を検証してみました。



変更前



まずは、変更前のページを見てみましょう。

当然のことですが、訪問者は、1度目と2度目の訪問は同じ情報を同じ表現で見ることになります。再度訪問したということは、おそらく、そのページの商品に興味があり、競合と比較したり、前回訪問した際に見逃した部分を再度チェックしたりしているのでしょう。

しかし、表示されている情報も、表現方法も1度目と変わりませんので、購買の意思決定は全面的にユーザに委ねられます。



変更後


変更後のページを見てみましょう。今回はCookie(クッキー)を使って、1度訪問した訪問者(再訪問者:リピーター)には、1回目の訪問時とは別のHPを見せています。

変更前のページをアクセス解析した結果、訪問者は価格、商品スペックなどの部分に時間を使っていることがわかりました。

そこで、2度以上訪問があったリピーターには、価格、商品スペック、そして、購買を喚起する最後の一押しとして、信頼性情報などをより具体的且つ詳細に見せるようにしました。

リピーター用HPデザイン最適化の効果


リピーター用HPデザイン最適化の結果は、変更前のCVRが0.95%に対して、変更後のCVRは1.52%となりCVRが60%改善しました。


計測期間は、最適化前後5日間の平均で、1週間以上経つとだんだんと効果が薄れていくようです。これは、おそらく購入意欲のあるリピーターは1週間以内に再訪するということなのだと推察しています。

posted by Shinichi Kono at 18:47| Comment(1) | TrackBack(2) | デザイン最適化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月02日

政権交代に世界は全く無関心

民主大勝で政権交代が実現した日本の政治だが世界は全く無関心なようだ。為替レートは円高に少し触れたが、株価は政権交代のニュースになど全く反応しない。

それより、米系のニュース番組ではさすがに同盟国だけあって慰めのように日本の政権交代のニュースを流しているが、貿易、投資と最大の相手国であるはずのタイでも全く関心がないのである。ニュースも中国の金融、財政政策が次に打つ手は何かということばかり取り上げている。

考えてみればオバマ以前に世界の政権交代は始まっていた。ここタイでも政治闘争の結果、反タクシン派のアビシット首相が40代の若さで危なっかしいが、どうにか政権運営をしている。今頃になって日本は何をしているんだ?というのがアジア諸国の正直な感想なのだろう。

これから気の遠くなるような遅さで改革が進み国力を取り戻すまでには少なくとも30〜40年はかかると僕は見ている。その過程で、1人当たりの所得が2万ドルを切り、韓国や台湾に所得で追い抜かされる。そして、いよいよ日本は思っていたほど優秀な国民ではないから移民を受け入れようと開国の議論が始まり移民を受け入れるだろう。同じような衰退の過程をイギリスは経験してきている。イギリスは復活に70年以上かかっているのを考えれば、30〜40年で復活するという見込みは甘いかもしれない。

それを考慮して、企業、個人は動かなくてはならないのだ。


posted by Shinichi Kono at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

また、米国にやられた

Better Place Japanという電気自動車のバッテリー供給システムを提供する日本法人が動き出した。この会社、つまり電気自動車のガソリンスタンドシステムを提供する会社だ。

この会社を知ったのは、イスラエルで電気自動車インフラを構築するために日産とともにイスラエルの記者会見に登場した時だった。その会社がとうとう日本に上陸した。一見、世界の日産の脇役に見えるのだが、おそらく電気自動車時代に一番笑うのはバッテリーインフラを提供する会社だろう。
posted by Shinichi Kono at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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